実はインドはワクチン大国
インド国内の医薬品会社は約3000社ある
ワクチン大国の理由
ポリオ、破傷風、百日ぜき、はしか、B型肝炎、おたふく風邪などのワクチンを生産
世界で接種されるワクチン生産量の約60%はインド産
インドのコロナワクチン
コビシールド 有効性62% 開発はアストラゼネガとオックスフォードが共同開発
製造は世界最大手のインドの製薬会社セーラムが製造
3月までに1億回分製造予定
コバクシン 有効性未発表 インドの製薬会社バーラト・バイオテックがインド政
2℃~8℃で保存可能 府系機関と共同で開発・製造
インドの国内接種価格は1回 300円以下
7月までに3億人に接種を目指す(世界最大規模)
少なくとも8カ国に安価・無償で提供
ワクチン無償提供合戦
先ほどのワクチンをインドが先月から無償提供している
その国は、ミャンマー、ネパール、バングラディッシュ、ブータン、モルディブ、南アフリカなど
これに対するのは、中国先月の記者会見でインドを牽制している
中国が無償提供しているのは、パキスタン、ミャンマー、ネパール、モンゴル、ベラルーシ、ジンバブエなど14カ国に無償提供
インドも中国もそれぞれ思惑があるようだ
医薬品をワクチンだけではないインド
世界のジェネリック医薬品の約20%をインドが生産。
通常は、医薬品を開発する際、企業が各国に特許申請するが、
インド国内では、特許料が発生しないよう同じ成分の薬を違う製法で製造
コピー薬が合法的に製造可能。2005年には、特許制度が導入された。
インドのジェネリック医薬品の成長の影にはこういう背景があった。