世界の各国で検出されている変異型。日本でも確認されています。
イギリス型(アルファ株(B.1.1.7))
今世界60の国と地域で確認
感染力は最大70%増の可能性
死亡率は約30%増の可能性
イギリス型は、1273個のアミノ酸の内の501番目のNがYに変異したもの。N501Y
ワクチンの研究結果は、感染を防ぐ抗体の力 半分に減少
3月12日時点318人
南アフリカ型(ベータ株(B.1.351・501Y.V2))・ブラジル型(ガンマ株(B.1.1.248・P.1))
南アフリカ・ブラジル型は従来型より感染力が高く抗体をすり抜けるので再感染の可能性あり
この型はイギリス型のN501Yと484番目のアミノ酸がEからKに変異したもの。
ワクチンの研究結果は、感染を防ぐ抗体の力 1/3に減少 ワクチン接種した人でも感染する可能性あり
3月12日時点日本27人
3月23日 ブラジルでは、1日の死者数3000人超 累計死者数30万人超
州都のICU占有率8割超 新たな感染者の約半数はブラジル型
2021年1月~3月の死者 30歳~59歳は約27% 若い世代に拡大
新たな変異種
令和3年2月 南アフリカ型、イギリス型とは別タイプの新たな変異種が検出
関東全域で91件 空港検疫で2件
E484K 従来型に対する抗体が効きにくくなる
ワクチン効果が低下し再感染のリスクが高まる懸念
ウエストコースト型(CAL.20C)
カルフォルニア型(B.1.427,B.1.429)
L452Rの変異 令和3年4月に沖縄で確認されている
フィリピン型(シータ株(P.3))
インドの二重変異型(デルタ型(B.1.617.2))
令和3年4月22日国内で5件(航空検疫4件、国内1)確認されたことが明らかになった。
4月24日~5月5日 インド滞在歴がある8人が感染確認
令和3年5月6日 東京都は、先月の検査の一部をスクリーニング検査
インドの変異型5例検出 内4名は渡航歴なし
一つのウイルス内でL452RとE484Qの2つの変異でそれぞれの特徴を併せ持つ
L452Rは感染力が強い
E484Qは免疫力を逃れる可能性がある
このL452Rが日本人の6割が保有する白血球の型のHLA-A24白血球による免疫が効きにくいので、
日本人の6割が免疫効果が弱まる可能性がある。
インドでは、4月22日の時点で1日あたりの感染者数は31万4835人で、三重変異型も出てきているそうだ。
4月22日 インドの1日あたり新規感染者数31万4835人
5月6日 インドの1日の死者数3980人
6月14日時点 日本での確認数は464人(国内272人、空港検疫192人)
1週間で102人増